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わたしたちの町

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水神小学校は、今年、開校52周年を迎えますが、戦前にも水神小学校がありました。 ここでは、まず、明治末期からの亀戸の様子と旧水神小学校ができるまでの様子についてご紹介します。   JR亀戸駅  わたしたちの町「亀戸」は、JR亀戸駅を中心に発展しています。  1890年(明治23年)総武鉄道株式会社により、本所(錦糸町)~市川間の鉄道が開通されました。 その後、明治37年3月19日に亀戸駅は開業されました。そのころは、田畑の中の小さな駅で、もの淋しい地であったといいます。  現在では、1日約11万人の人たちが利用しています。  JR亀戸駅は、総武線では江東区にあるただ一つのJR駅です。   亀戸水神駅  東武鉄道の亀戸線は、1904年(明治37年)4月1日に、亀戸~曳舟間に開通しました。  亀戸水神駅は、昭和3年4月15日に開設されました。現在1日約3100人が利用しています。特に、日光・鬼怒川方面へ出かけるときに利用されます。現在のように6年生が日光移動教室にバスで行くようになるまでは、ずっとこの東武線を利用していました。 明治通り  明治通りは、都内を環状のように走り、亀戸地区を南北に通っています。北は墨田区へ、南は大島・砂町を通り新木場に出ます。  亀戸駅前から蔵前橋通りまでを別名「十三間通り」と呼び、日曜・祝日には歩行者天国になります。道路名としては、昭和38年6月に明治通りと呼ばれるようになりました。   丸八通り  亀戸八丁目を横切る丸八通りは、北は墨田区の文花へ通じ、明治通りに合流しています。南は南砂へ通じ、葛西橋通りに出ます。  道路名は、小名木川に架かる丸八橋から付けられました。  丸八という名は、明治時代の頃「丸八」というお香屋さんがあり、その名を取ったという説があります。   京葉道路  国道14号線の京葉道路は、亀戸地区を東西に走り、江戸川区境の中川新橋から墨田区境の松代橋へと通じ、東京都と千葉県を結ぶ大きな道路の一つです。  道路名は、東京の「京」と千葉の「葉」をとって京葉道路と名付けられ、昭和38年6月から呼ばれるようになりました。  現在では、1日約57000台の自家用車やトラック・バスなどが利用しています。 蔵前橋通り  隅田川に架かる蔵前橋からとった通り名で、東は江東新橋(昭和36年開通)から江戸川区へ、西は天神橋から墨田区へ通じています。通り名は、昭和38年6月に名付けられました。 水神社  水神社は、享禄年間(1528~1532年)の創立と伝えられ、1673年の地図には「水神」として載っています。  水神社は、この付近の水田開拓の際、水害からこの地を守るため堤防の突端に創立され、まわりの地面より高く石垣を作り、そこに石祠が祀られていました。昭和20年の戦災によって石鳥居や石垣などが破損してしまいましたが、境内には「水神森の碑」があり、水神森の由来が書かれています。    亀戸天神社  九州太宰府天満宮の大鳥居信祐が、1646年(正保3年)神木飛梅の木で菅原道真像を作り、江戸に来て1661年(寛文元年)8月23日、亀戸元天神塚(亀戸5丁目)の祠に祀りました。  寛文3年に現在の地に太宰府を模して、広壮な社を創立しました。  学問の神様として信仰を集め、道真にちなんだ筆塚や歌碑など有名な碑が数多く残されています。  また、梅や藤の美しさは有名です。 亀戸 香取神社 天慶の昔、平将門が乱を起こした際、追討使俵藤太秀郷はこの香取神社に参拝し戦勝を祈願しました。乱はめでたく平定することができ、神恩感謝の奉賓として弓矢を奉納、勝矢と命名されました。この古事により、1000年の時を経て今も「勝矢祭」が守り伝えられています。 歴代の天皇をはじめ源頼朝、徳川家康などの武将達、また剣豪塚原卜伝、千葉周作をはじめとする多くの武道家達の篤い崇敬を受け、 武道修行の人々は香取大神を祖神と崇めていました。このような由来から、亀戸 香取神社は「 スポーツ振興の神」として、スポーツ大会・試合の勝利を願う多くの参拝者が訪れ篤い祈りを奉げています。(香取神社HPより) 亀戸銭座跡  江戸幕府は創立以来、金貨・銀貨の鋳造をしばしば行ってきました。銅銭が本格的に鋳造されるようになったのは、1626年(寛永3年)の寛永通宝銭に始まります。  寛永銭は裏面に無印が多かったので、1668年(寛文8年)から亀戸において銅銭の背文銭が鋳造されました。  背面に21本の波模様のある真鍮四文銭や11本の波模様のある銅銭がつくられました。 亀戸中央公園  以前、日立製作所のあった所に亀戸中央公園が、1980年(昭和55年)につくられました。  公園内は、桜の木がある中央広場、芝生や人工池のある広場、スポーツゾーンなどがあります。   サンストリート  サンストリートは、以前工場があった広い場所を利用して建設された、大型ショッピングモールです。JR総武線亀戸駅東口から徒歩1分のところにあり、飲食店からおもちゃ、雑貨を扱う店まで、50を越える店舗がそれぞれの個性を主張して開かれています。買い物をするだけでなく、ぶらぶら歩き(ランブリング)が楽しめる下町の名所となっています。休日などにはイベントが行われ、本校を活動の基盤としている水神太鼓のお母さん方も出演したことがあります。   亀戸五丁目中央通り商店街  本校の学区域にある商店街です。十三間通りから数百メートルにわたりいろいろなお店が並んでいます。春には、交通安全パレードのコースになったり、本校の子どもたちが色を塗った鯉のぼりを飾ってもらったり、社会科の学習で訪問させて頂いたりするなど、日頃からお世話になっています。 <<<学校概要に戻る


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